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2006年7月24日 (月)

酒井抱一 文月の掛け軸

酒井抱一 十二ヶ月花鳥図 「向日葵に蟷螂」 酒井抱一には、あまり関心がなかったのですが、光琳の「八橋」を模写した作品もあるようですね。

Blue Moonさんの「夏秋草図屏風」を拝見して、雨風に打ちひしがれながらでも、まだ咲いている姿。

これが風情なんだと感激。

おなじく、「水仙図屏風(右隻)」も拝見し、花菖蒲や水仙にも関心が向きます。こちらは、抱一の十二ヶ月花鳥図です。出光美術館のミュジアムショップで購入できます。

この「向日葵に蟷螂」の蟷螂は、蟷螂生(とうろうしょうず)をさし、蟷螂が生まれ出る季節として七月の時期をいいますが、かまきりのことなんですね。

その他酒井抱一の作品はこちらから。
The Mary Griggs Burke Collection Sakai Hoitsu

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2006年7月22日 (土)

四季草花図屏風

Flowers_of_the_four_seasonsバーク・コレクションについで、プライス・コレクションにも行って参りました。


日本の展覧会に出かけると、普段は忘れている日本美術に、しばらくは恋焦がれます。(笑) いまも海外では多くの方が、装飾として日本美術を取り入れていますよね。しかも、日本人の私が知らない作品を教えてくださったりするのです。

こちらは江戸時代の琳派の作者不詳とされているらしく、海外オークションに出品されているそうです。もとは金箔の地だったのでしょうか。白い大輪の花は、琳派の屏風や襖に多いですよね。

四季草花図屏風は、楓さんの「四季草花図屏風 Flowers and Grasses of the Four Seasons」が詳しく記事にしています。

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2006年7月16日 (日)

レーラ・アウエルバッハ

Lera_auerbach_copyright_beautyinmusiccom レーラ・アウエルバッハ Lera Auerbach
旧ソ連出身の女性作曲家・ピアニスト。ユダヤ系ロシア人。ロシア語表記に従うと「レラ・アヴェルバハ」のようになるらしいです。文学者としても活躍し、これまでにロシア語による詩集はこれまで6巻が出版されています。 by  Wikipedia


アウエルバッハの作風は、セミ・クラシックの範囲内とされているようです。

それで、なぜ彼女に興味を持ったのかといいますと、ブログLife Style Conciergeからヒルデガルド・フォン・ビンゲンという、中世ヨーロッパの時代の女性作曲家のエントリーを読み、近代・現代では・・・と女性作曲家を思い浮んだのが、レーラ・アウエルバッハだったわけです。彼女については、「美人ピアニスト」という代名詞しか知りませんでしたが、なるほど詩もかくのだと、さらに関心をもったわけなんです。

マルチな才能がよいというわけではありませんが、その音楽専門だけではなく、芸術といわれる美術や文学にも触れてこそ、「情感」が生まれてくるのでしょうかね。

さらにご自身の詩を出版されるということは、詩人という職業も加えられるのですから、スゴイと思ったわけです。趣味ではなく、もうひとつの「できること」があったということでしょう。やりたいことじゃなくて「できること」がいくつもあるっていいですよね。でも特別に有名な方だけではなく、見回すと近くにもそういう方っているんですよね。

ちなみに、ヒルデガルド・フォン・ビンゲンって作家であり、学者でもあったと書いてありました。

PHOTO(画像引用サイト) © www.beautyinmusic.com Piano Forte

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2006年7月 2日 (日)

バルテュスの鏡

Balthus_simage01バルテュスの家「ヴィラ・メディチ」にあるトルコ風の部屋は、幼くして亡くなったバルテュス夫妻の長男の部屋だったそうです。

このモデル節子夫人。手には鏡を持っています。1963-66年とじっくり描かれた作品「トルコ風の部屋」です。

鏡はバルテュスの作品に登場するのが1944年からです。

「ほんとうは何が映っているのか、あててごらん」

生涯「少女」をテーマに描き続けた画家は、モデルの少女たちに「鏡」をもたせながら、謎解きのようである暖かい言葉で語りかけています。

バルテュスの優雅な生活

「鏡」をとおして見えるさかさまの世界は、バルテュスの想像をかき立てたのでしょう。それは寓意的な意味の「虚栄」ではなく、真実に見ることができた「新境地」だったと思います。

今日はじっくり鏡を見てみませんか。

←「バルテュスの優雅な生活」は、読むだけで優雅な気分に。

Balthus_de_claude_roy_bookバルテュス クロード・ロア著

BALTHUS by Claude Roy
表紙は「夢見るテレーズ」
NYメトロポリタン美術館

無垢で気まぐれな少女の姿
少女の奔放さや大胆さを感じるのですが。

著作権保護のため画像引用元を明記しています。引用元:Arterotismo

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