2006年7月 2日 (日)

バルテュスの鏡

Balthus_simage01バルテュスの家「ヴィラ・メディチ」にあるトルコ風の部屋は、幼くして亡くなったバルテュス夫妻の長男の部屋だったそうです。

このモデル節子夫人。手には鏡を持っています。1963-66年とじっくり描かれた作品「トルコ風の部屋」です。

鏡はバルテュスの作品に登場するのが1944年からです。

「ほんとうは何が映っているのか、あててごらん」

生涯「少女」をテーマに描き続けた画家は、モデルの少女たちに「鏡」をもたせながら、謎解きのようである暖かい言葉で語りかけています。

バルテュスの優雅な生活

「鏡」をとおして見えるさかさまの世界は、バルテュスの想像をかき立てたのでしょう。それは寓意的な意味の「虚栄」ではなく、真実に見ることができた「新境地」だったと思います。

今日はじっくり鏡を見てみませんか。

←「バルテュスの優雅な生活」は、読むだけで優雅な気分に。

Balthus_de_claude_roy_bookバルテュス クロード・ロア著

BALTHUS by Claude Roy
表紙は「夢見るテレーズ」
NYメトロポリタン美術館

無垢で気まぐれな少女の姿
少女の奔放さや大胆さを感じるのですが。

著作権保護のため画像引用元を明記しています。引用元:Arterotismo

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